インプラントとは
失われた歯を補うために、顎の骨の中に人口の歯の根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。現在最も多く使われているインプラントの材料はチタンです。
インプラントによる治療
歯をなくしたときの従来の治療法はブリッジか入れ歯だけでした。インプラントの出現によって今までのブリッジと違い、失った歯を補うのに周りの歯を削らないだけではなく、噛んだ感覚も自分の歯と同じようになります(下記”ブリッジをインプラントにした場合”参照)。失った歯が多数であるケースでもインプラントは可能です。歯の無くなった部分の骨にインプラントを埋め込みこれを土台にして入れ歯を維持装置(アタチメント、磁石:下記”インプラントを利用した入れ歯の固定方法”参照)で固定します。すると、従来の入れ歯より安定していて、インプラントを通して骨に力が伝わるので自然な感覚が得られます。また、入れ歯を固定するバネも無いので口の中の異物感が少なく、自然な噛み合わせも取り戻すことも出来ます。
インプラント治療は持病のある人や、顎の骨の状態によってもインプラントが出来ない場合もありますのでご相談ください。
インプラント治療は保険適応外です。
「自分にもインプラントが出来るのだろうか?」「手術は大変なのかな?」など、どんなことでもインプラントについてのご質問はお気軽にお問合せください。
インプラントの順序
歯牙の欠損状態 | チタン製のインプラントの埋入手術した状態 | 約3ヶ月後土台を作り、冠をかぶせた状態 |